Conciseness

Conciseness=簡潔さ

自分が読者のときは簡潔な文章を好むのに、論文には複雑な文章を書いてしまう人が多いです。多くの論文には単語数や文字数の制限があるので、教科書のようにすべての事項を網羅しようとする必要はありません。

論文の中で特に冗長になりやすいのは、IntroductionとDiscussionです。IntroductionやDiscussionをできるだけ短くして、どうしても必要なことや言いたいことに絞り込むことで、簡潔で読みやすい論文にすることができます。

Introductionでは「論文のテーマに関係ないこと」が書いていないか、Discussionでは「研究結果から読み取れないこと」が書いていないか、特に気をつけます。

また、セクションごとの長さのバランスも重要です。Resultsと比べてIntroductionやDiscussionが長くなりすぎないようにします。

IntroductionやDiscussionが苦手で後回しにしてしまう人も多いですが、できるだけ簡潔に書くこと、新規性をアピールすることに集中すれば、取り掛かるハードルも下がるのではないでしょうか。

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